あーす楽園について

あーすがくえん どんなことをするの?

 『あーすがくえん』では、
おひさま

 みずから感じ、考え、行動する活動、
カンコウギョウ活動』に取り組んでいます。
 
 ◎ 五感を使って感じる(視る、聴く、嗅ぐ、触る、味わう)
 ◎ 自分自身でしっかり考える
 ◎ 行動する(やってみる、挑戦する)
そんな活動です。
 
 このような経験や体験を積み重ねることにより、ひととしての幅が少しづつ広がります。 
 
カンコウギョウ
 あーす楽園では、『感』『考』『行』を繰り返しながら学習サイクルを積み重ね、生きる力を育んでいきます。

 そして、寛容な心、謙虚な心、感謝の心を育みます。
 
 
 だから、子どもも、おとなも。自然の中で、楽しく、まじめに、いっしょうけんめいに、あそびます。
 
 楽しくあそぶことは、とても大切なことだと考えます。
 
 真剣に自然の中であそぶなかから、気付きや、驚きや、発見、感動などのさまざまな体験が得られます。
 
 自然の中で体験するいろいろなことは、現代の便利で快適な生活で、わたし達がついつい忘れがちなことを思い出させて(気づかせて)くれます。
 
 他者を思いやること、自分の考えを伝えること、協力すること、助け合うこと、異なるもの(考え)を認めること、関心を持つこと、ひとも自然の一部であることなど、ほかにもまだまだたくさんあります。
 
 また、自然は、わたしたち人間のおもい通りにはなってくれません。
 そうしたなかで活動(生活)することにより、自然やいのち(生命)の凄さや素晴らしさ(敬意や感謝などの気持ちを含め)に気づき、体感していきます。
 
 これらは、バーチャル(仮想現実)の世界ではなく、現実の場所や実際にあるものと係わり、五感を使って経験し、第六感を働かせることで、よりさまざまなことを感じたり、見つけたりすることができるようになります。
 
 こうした体験が、教科書や本などから得られる知識とは異なる力につながり、『生きる力』を育成します。
 
 一緒にいろいろなものを視て、聴いて、嗅いで、触って、味わって、そして感じましょう!

活 動 内 容 

 あーす楽園では、子ども向け、親子向け、おとな向け、それぞれにプログラムを提供しています。

 

 あーすキッズ 
 年中~小学校6年生を対象とした体験プログラム
 

特色

 年間を通して異年齢の子ども達が、自然との係わりのなかでさまざまなことに挑戦し、体験を繰り返すことによって、発見や驚き、楽しさや不思議、達成感や自信など、たくさんの ”こと” や、”想い” を経験していきます。
 そうした経験や体験から、自ら考え、行動することを学び、「生きる力」を育みながら、楽しく活動をします。
 子ども達が、たのしみながら一緒に活動をすることで、いつもとは異なる経験から、ひとりひとりの成長が期待できます。
 

 
*会員制度をとっております。詳しくはキャンプ会員のページでご確認ください。

 

活動

  プログラムを、2つの"くらぶ"に分けて実施します。

      •  あーすくらぶ  :小学校1年生~6年生
      •  わんだーくらぶ :年中~年長

*プログラムの内容によっては、クラブの対象年次と異なる場合があります。
 
 プログラム例
 日帰キャンプ:秘密基地作り、森の中のたから探し、里山での生きもの探し、トレッキング
 宿泊キャンプ:火起こし体験、自炊に挑戦、テントの設営・宿泊、夜の森探検
 

 活動の際は、1班に1名のキャンプカウンセラー(キャンプリーダー)がついて指導(活動面、生活面)を行ないます。(あーすくらぶは、1班 6,7名程度、わんだーくらぶは、1班 5,6名程度で構成します。)

 

  • 集合場所:主にJR千葉駅
  • 集合解散時間(標準的なプログラムでの):
      • あーすくらぶ  集合8:30、解散17:00
      • わんだーくらぶ 集合9:00、解散16:30

 *プログラムの内容により集合解散時間が異なる場合があります。
 
 

 

 親子キャンプ 
 年中~小学校6年生と、保護者を対象した体験プログラム
 

特色

 身近な公園などの自然のなかにも、実にたくさんの不思議や驚きが隠れています。
 そんな身近な自然を使って、親子や祖父母と孫が、一緒に楽しくあそびながら、いろいろな発見をしたり、新しいことに挑戦します。
 普段とちょっと視点を変えることで、多くの気づきや驚きを、子ども達と一緒に体験できます。
 

 活動

    • 集合場所:プログラム開催場所
    • 集合解散時間(標準的なプログラムでの):集合10:30、解散15:30

 *プログラムの内容により集合解散時間が異なります。
 
 プログラム例
 日帰キャンプ:森の中の謎解き探検、アウトドアスイーツ作り、キャンプ料理作り、米作り体験
 宿泊キャンプ:テント泊に挑戦、火起こし体験、ロープワークに挑戦、キャンプ料理
 
 

 

 おとなの放課後 
 おとなを対象とした体験プログラム
 

特色

 おとなが、自然のなかでめいっぱい楽しみます。
 BBQなどの野外調理や、ものづくり、自然の中でのゲームなどの、さまざまな活動をとおして、気付きや、驚き、発見、感動などの体験をしたり、異なる考え方や、見方などがあることをあらためて認識します。
 非日常の体験、ことに自然の中での体験は、心や体に安らぎや、活力などいろいろなものを与えてくれます。
 また、里山の整備・再生活動や、お米作りなど普段と全く異なる体験をすることにより、達成感や、充実感などさまざまな喜びも得られます。
 18歳以上の方ならどなたでも、参加頂けます。

年間スケジュール

 2022年度の年間スケジュール
*プログラムの日程及び内容は、変更になる場合があります

あーすくらぶ  
日 程 プログラム 活動場所
5/15
 里山のお仕事体験 春 堂谷津の里
6/19  森の謎を解きあかせ! 昭和の森
7/24
 里山のお仕事体験 夏 堂谷津の里
10/16  千葉の山を楽しく歩こう 千葉県内
11/27  里山のお仕事体験 秋 堂谷津の里
2/19  里山のお仕事体験 冬 堂谷津の里

 
わんだーくらぶ  
日 程 プログラム 活動場所
5/29  春の森のたから探し! 青葉の森公園
7/10  白い砂浜でアートしよう! いなげの浜
10/30  森の中のハロウィーン 青葉の森公園
12/4  落ち葉のわんだーらんど 青葉の森公園
 
親子キャンプ 
日 程 プログラム 活動場所
月一回  親子の自然あそび教室! (8月を覗く) 青葉の森公園
4/29  家族で謎解き冒険! 昭和の森
5/4  里山であそぼう! 堂谷津の里
5/5  おためしキャンプ体験 堂谷津の里
6月  田植え体験
堂谷津の里
9/10  もしもに役立つキャンプ術 堂谷津の里
11/19  おっきな青竹ドーム作り
千葉市内
3/11  焚き火でほっこり 堂谷津の里
 
夏休みキャンプ 
日 程 プログラム 対 象
 7/30-31   家族で里山キャンプ 親 子
8/6-7  母と子の初めてキャンプ【年中~小3】 ひとり親家庭
8/9-10  夏休みわんぱくキャンプ 小1〜小4
 8/13-14   家族で楽しくキャンプ! 親 子
8/19-22  チャレンジキャンプ 4日間 小3〜中3
8/27〜28  ひとり親家庭キャンプ【小3~中3】 ひとり親家庭

あーす楽園の考えること

  
 あーす楽園は、2014年5月より活動を始めた千葉市周辺の里山をベースとして野外教育、自然体験活動などを行なう自然学校です。
 
 近年おとなから子どもに至まで全ての年代で、自然の中で過ごしたり活動したりする機会が減ってきているのではないでしょうか?
 
 特に子どもたちは、学校以外にもクラブ活動や塾や習い事などがあり、非常に多忙です。『サンマ(三間)』という言葉を聞かれたことのある方もいらっしゃると思いますが、現代の子どもたちは、仲間、時間、空間の三つの間 サンマがないとよく言われます。
 
 つまり、子どもたちは、塾や習い事をそれぞれがしているので、一緒に遊ぼうとしてもなかなか友達との都合が合わず一緒に遊べないわけです。<仲間>
 また、そういった習い事をしている訳ですから自由に遊ぶ時間も限られています。<時間>
 そして遊ぶ場所も街中では公園などになりますが、いろいろな制約がありあそぶ場所も制限されているような状況です。ましてや、川や池、林の中で遊ぶことはさらに難しいでしょう。<空間>
 
 そんななかで遊ぶ訳ですから、外遊びの機会も減ってしまうのではないでしょうか。ましてやビデオゲームや携帯情報端末などの魅力的な遊びがたくさんあります。どうしてもそちらになびいてしまうことは、致し方ないのかもしれません。
 
 
 しかしながら、子どもの頃に自然の中で遊ぶこと、仲間と(とくに異年齢の)一緒になって遊ぶことは、子どもにとって非常に大切なことだと考えます。
 
 自然の中は、街中とは異なり便利ではありません。ただじっとしているだけでは、なにもおこらないのです。自ら考えて行動をしなければ、ご飯を食べることも寝る所を確保することもできません。自然の中では、自ら考えて、行動し、工夫することが求められます。
 また、一人でいるわではありませんから、周りの友達とのコミュニケーションや、協力をすることも必要になるでしょう。
 そして、これまでに経験したことのないことへの挑戦や、なにか出来たことによる自信だったり、驚きや感動、発見など様々な経験をすることが出来ます。
 
 つまり、自然の中で様々な体験をとおして、いわゆる『生きる力』を養うことが出来るのです。
 
 子どもたちが、自由にそして思いっきり自然の中で遊ぶということが難しくなっている 現在の社会環境の中では、我々おとなが、そのような機会を子どもたちに用意してあげる(提供する)ことがおとなの義務であると考えます。
  
 そのような考えから、あーす楽園は、子どもたちが自然の中で楽しみながら様々な自然体験をすることが出来るように、幅広いサービスを提供してまいります。内容は年齢によっても異なりますが例えば、宿泊キャンプでは、自分たちで火をおこして炊事をしたり、テントを設営したりします。宿泊を伴わないものでも、秘密基地作りだったり、刃物を使ってのもの作りなど、自ら考え、行動したり、工夫する力を育むプログラムをご提供いたします。もちろん、安全面では十分な配慮をして活動を行なっております。
 
 また、子どもだけに限らず親子が一緒に自然の中で同じ体験をするプログラムもご提供いたします。例えば、かまどで薪を燃やして一緒に料理をしたり、お菓子を作ったり、野山を探検したりする中で、様々な気付きや発見をすることが出来ます。また、普段見ることができないお子さんの一面を見ることが出来るかもしれません。そして、なにより楽しい思い出をたくさんお持ち帰り頂けます。
 
 加えて、おとな向けのプログラムとして、自然体験活動に自然環境やエコなどの要素を取り入たサービスもご提供致します。
 
 冒頭でも触れましたが、自然と関わる機会が減少したのは子どもだけではありません。逆に日々、仕事や家庭におわれているおとなの方が、そのような機会が必要なのかもしれません。
 
 そのような想いもあり、おとな向けには、まずは自然の中で大いに楽しんで、そしてリラックスしてもらい、その中で自然環境やエコ、暮らし方について考えることが出来るようなエッセンスを盛り込んだプログラムをご提供いたします。
  
 このような活動を広げることにより、みなさんの生活やこころが豊かになり、またみなさんの身近な里山が美しく再生され、みんなの明日が幸せになるように、あーす楽園は活動を続けて参ります。
 
 

2014年7月4日
代表理事 深山 昭彦
 

目指すもの

 

  あーす楽園のビジョン 

メンバー、スタッフ、ボランティア、お客様 全ての関わるひとを幸せにする集まりとなる
 

 

 ミッション 

全てのひとが自然を楽しめるような仕組みを作る
それによって豊かな里山をとりもどし、そこでみんなが楽しくすごせるようにする